この碧き世界で


作詞:SEIGI

作曲:SEIGI

編成:独唱+ピアノ

演奏時間:5分

作曲年:2010年10月

 

初演データ

2014年9月23日/山咲ホール

黒川さんと愉快な仲間たち(仮)1st Concert

バリトン:周藤 諭

ピアノ:大津康平

 

オリジナルは2010年に作曲した混声2部合唱曲

周藤さんたっての希望もあり、このたび独唱版として初演されました。


Score

品番:SSP-S4005

出版:SSP出版

販売形態:PDF

品番:SSP-S4900

出版:SSP出版

販売形態:製本版(SEIGIソングアルバム ベストセレクション Vol.1 [歌曲編])


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作曲者からのメッセージ

作曲は2010年10月。先に曲を書き、後から歌詞を付けましたが、実はタイトルだけがなかなか思い浮かばず四苦八苦しておりました。曲が完成間近になった時に、ふと頭に浮かんだのが「この碧き世界で」というタイトル。特に“青”ではなく“碧”という漢字にした事もポイントで、どちらも読みは“あお”ですが、こちらの碧はどちらかと言えば青緑を意味します。ですからこの曲では、青は空や海を、緑は大地や自然を表し、それらが存在する世界(地球)で出会えた二人の夢物語を描いています。スケールが大きい中にも、人間というちっぽけな二人の目線(普段の何気ない仕草だったり、会話だったり)に立って歌詞を書いてみました。

 

さて、原曲は混声2部合唱のスタイルで書き下したもので、こちらの独唱版の譜面はそもそも存在しませんでした。いつもお世話になっている声楽家であり作曲家の周藤 諭先生より「是非、独唱で初演をさせてほしい。」という要望がございました。原曲の譜面には主旋律に矢印ガイドが付いており、それを辿ってソロでも歌うことが可能なため、その譜面を使用しての演奏を許可したのです。私も初演を会場で拝聴させていただいたのですが、魂のこもった、まさに熱唱というにふさわしい初演であり、好評を博しました。当初、独唱版の譜面を作る予定はありませんでしたが、先の初演が私の心を動かし、この譜面を制作するに至るきっかけとなりました。このたび、素晴らしい初演を聴かせてくださった周藤先生とピアニストの大津先生に心から感謝申し上げる次第です。

2014年10月

SEIGI

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