アイコトバ


作詞:SEIGI

作曲:SEIGI

編成:同声2部合唱+ピアノ(div.あり)

演奏時間:5分10秒

作曲年:2009年12月~2010年4月

 

初演データ

2013年10月20日/千葉市真砂コミュニティセンター4Fホール

真砂コミュニティセンターふれあい祭り2013

合唱:合唱団イクトゥス女声メンバー

指揮:高橋英男

ピアノ:SEIGI

 

オリジナルはア・カペラ混声4部版(2008年5月に作曲)ですが、本来の作曲構想段階ではこちらの方が先で、原曲にあたります。

後にピアノ付き混声4部版ア・カペラ女声3部版独唱版も制作されました。


Score

品番:SSP-J3006

出版:SSP出版

販売形態:PDF

品番:SSP-J3900

出版:SSP出版

販売形態:製本版(SEIGIコーラスアルバム ベストセレクション Vol.1 [同声編])


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作曲者からのメッセージ

「アイコトバ」ができるまで

 何気なく五線譜に書き留めてあった数小節の旋律。それがサビの部分なのですが、まさかこんなにも皆様に歌っていただけるなんて誰が想像できたでしょうか。この旋律を時々口ずさむことがあると、会う方に言われる度、音楽には不思議な力があるのだといつも実感しています。

 さて、この曲を作るきっかけとなったお話を。高校時代、私は合唱部でピアノを弾いておりましたが、学校を卒業後、当時私がお世話になっていた合唱部顧問の先生から「少人数の高校生のためのア・カペラ作品を」と依頼されたのが、この曲の完成に至るきっかけでした。出来上がった楽譜を手に、意気揚々とお渡ししたまでは良かったのですが、残念ながら初演はされず、その後は日の目を見ずお蔵入りに…。ですが、顧問の先生が当時千葉県で活動している合唱団イクトゥスの団員であったこともあり、それが縁で団の代表氏からご連絡を受け、めでたく初演していただく運びとなったわけです。合唱団イクトゥスさんとはその頃から長い付き合いがあります。

前述のア・カペラ混声4部版のほか、順番にピアノ伴奏付きの混声4部版(委嘱=合唱団イクトゥス)、同声2部版、ア・カペラ女声3部版(委嘱=アンサンブル・ソティエ)、独唱版(委嘱=周藤 諭)と、様々な編成が生まれました。ちなみに最初の構想段階では、実は同声2部版を作るために五線譜へ旋律を書き留めていたのです。そこへア・カペラ版の依頼が入ったため、作曲順ではそちらが先ですが、あくまで原曲は同声2部版とお考えいただけたら嬉しいです。

クラス合唱という垣根を越えて純粋に楽しんでいただけたら幸いでございます。この曲が人と人とを結ぶ「アイコトバ」となりますように…。

 

ピアノ伴奏版を演奏される皆様へ

ア・カペラ版は「1番+Coda」で約3分と短いのですが、ピアノ伴奏版ですと2番もあり、演奏時間が約5分強と大変長くなってしまいます。都合によりやむを得ず省略したいと思われる方もいらっしゃると思いますので、ここで作曲者公認の2パターンをご紹介しておきます。

  • ア・カペラ版と同じく「1番+Coda」にする場合
    42小節を演奏後、すぐ63小節へ。
  • 間奏(練習番号D)と2番の冒頭(練習番号E)を省略する場合
    42小節を演奏後、すぐ61・62小節を経て、19小節へリピート(2番はここから歌い始める)

2014年2月

SEIGI

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