作詞:SEIGI
作曲:SEIGI
編成:混声3部合唱+ピアノ
演奏時間:4分30秒
作曲年:2012年11月~12月
中学生向けのクラス合唱曲。拙作初のラブソングでもあります。
まず先に2012年11月に曲を書き、その後2012年12月に歌詞を付けました。
2014年には独唱版を制作。
品番:SSP-G0020
出版:SSP出版
販売形態:PDF
品番:SSP-G0900
出版:SSP出版
販売形態:製本版(SEIGIコーラスアルバム ベストセレクション Vol.1 [混声編])
この曲は、昨年の「Chance」以来、約1年ぶりに書き下ろしたクラス合唱曲です。先に作曲をし、後から歌詞を付けたのですが、この歌詞作りにものすごく苦戦してしまいました。過去に例のないほど推敲を重ね、何度も書き直しました。
そんな詞の内容は、私の作品では初の“ラブソング”であり、1番が男性の視点で、2番が女性の視点、そして最後は二人の視点に立って歌い上げる作品になっています。私のイメージでは、男性が先輩、女性が後輩という位置づけで書いており、2番にもあるように“後輩から先輩へ愛の告白をする”といったシチュエーションが何となくおわかりいただけると思います。正直な事を言うと、詞を書いていてものすごく恥ずかしくなったのは事実です。しかし、“歌”となると話は別で、そこにはメロディがあって世界観がぐっと広がります。お歌いになる中学生の皆さんは、どうぞ恥ずかしがらずにこの二人の愛の行方を歌い上げてほしいなと思っています。もしかしたら、この二人のような心境と同じ立場の子がいるかもしれない。青春ってそういうものでしょうし、恋愛に関しては好奇心旺盛なお年頃でしょうから…。
最後に、作曲に関してお話を。今回のクラス合唱曲は難しくなく、なるべく易しいレベルのものを書こうというスタンスで書きました。ですので、合唱もピアノも演奏しやすいものになっていると思います。また、強弱記号などのデュナーミクもこれと言ってそんなに多く書いておりません。拙作のデュナーミクは“心の変化・抑揚”と捉えてほしいですね。
2012年12月
SEIGI